- インドネシアコーヒーの歴史
インドネシアにコーヒーが持ち込まれたのは、まだインドネシアがオランドの植民地だった1696年ジャワ島にアラビカ種のコーヒーを持ち込んだのが始まりだと言われています。
1908年に「サビ病」が大流行しアラビカ種が大きな被害を受けてしまいます。その後、病気に強いロブスタ種の栽培が始まり、現在はインドネシアコーヒーの90%はロブスタ種になっています。
- 生産地
・スマトラ島(約70%)
・ジャワ島(約12%)
・スラウェシ島(約10%)
・残りはその他の島々
そのさび病から生き残ったアラビカ種があります。それがスマトラ島北部でマンデリン族によってささえられ、今の「マンデリン」になります。
- 精選方法
スマトラ島では「スマトラ式」という独特の精選方法があります。十分に乾燥させないうちに脱穀し、そのあともう一度乾燥させます。スマトラ島では雨季になると雨が多いため、早く乾燥させる方法として行われています。この方法で処理された豆は独特な深緑色の生豆になります。
- 等級 インドネシアのコーヒー豆の等級は、300gのサンプルの中に含まれている欠点豆の数により決められます。
0~11個 G1
12~25個 G2
26~44個 G3
45~80個 G4
81~150個 G5
- 風味 まったりとした深いコク、ハーブ、スパイシーな香り、エキゾチックな雰囲気
- おすすめの焙煎度 フルシティ~フレンチ 中深煎り~深煎り
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